イタリア移民の家庭で育ち幼い頃より歌が大好きだったパウラは、次第にイタリア歌曲のシンガーとして、その才能を開花させていった。
2004年、20歳の時に音楽グループ“アズーロ(Azzurro)”を結成、メイン・ボーカリストとして、ブエノスアイレスのイタリア系コミュニティ主催の音楽祭に数多く出演し本格的な活動を開始。

翌年2005年、イタリアを代表する世界的歌謡祭サンレモ歌謡フェスティバル”に出場、外国人として唯一のファイナリストに選出される。
2006年、ブエノスアイレス・イタリア文化協会後援の音楽劇“オー・マンマ・ミーア”に出演し好評を得て、2010年にブエノスアイレスのコリセオ劇場で再演。

2000年代末からはタンゴに惹かれ、その優れた歌唱はやがてバンドネオン奏者カルロス・コラーレスの目にとまり、タンゴ歌手として本格的にデビュー。

2010年、生まれ故郷の“キルメス・タンゴ・フェスティバル2010”に出演、詩人オラシオ・フェレールと共演し喝采を浴びた。

2011年、著名女性シンガー、マリア・エレーナ・ウォルシュに捧げたミュージカルを、キルメスのドーニャ・ロサ芸術ホームで発表し絶賛を浴び、2012年にはブエノスアイレスで再演。

2013年末には、待望のファースト・アルバムをリリース予定。また同年、20世紀初頭にアルゼンチンに渡ったイタリア移民の事を物語った音楽劇に出演し、成功を収めている。

ステージ・キャリア豊富な美貌の実力派シンガーとして、タンゴ界注目の新進女性シンガー。


 
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