桑原和美

桑原和美 Kazumi Kuwabara S44.12.5 生まれ 東京出身
高校生の頃、Show『Tango Argentino』を観て感動しタンゴダンサーを志す。
1988年 故 小林太平、祐子に師事
1992年 23歳から毎年アルゼンチン・ブエノス アイレスを訪ね、毎晩ミロンガ(タンゴを踊るダンスサロン)に出かけ、グラン ミロンゲーロ(何十年と趣味で踊っている紳士)と踊る一方、『Tango Argentino』に出演していたトップダンサー、Maria & Carlos Rivarola から直接指導を受ける。
現在もMaria & Carlos Rivarola から学び、日本では専属のパートナー、アシスタントとして活躍。 
同年帰国後、友人からの多大な協力を得て日本で初めて『GARUFA』という名で東向島集会所にてミロンガを開く。サロンタンゴのマナーや踊りが理解されていく。

同年 アルゼンチン言語研究家、故加年松 城至氏とSHIATSU ARGENTINA Graciela Giorgettiの意向を受け、日本からお神楽の仲間を連れブエノスアイレスを訪れ、寿獅子、仁羽タンゴ、江戸囃子をCafe tortoni , San martin文化会館 , Sin Rumbo , 日亜学園等で披露、タンゴと日本文化の交流をする。

1997年 ブエノス アイレス滞在中、1998年カンヌ映画祭高等技術委員会技術グランプリ受賞作、カルロス サウラ監督映画『TANGO』に Juan Carlos Copesのグループで出演。
11月 当人主宰Compadrito Tango Club 5周年記念公演「Tango Tango Tango」すみだリバーサイドホール演出・振付け・出演 スペシャルゲスト:Maria & Carlos Rivarola , 桑山哲也トリオ , 小松亮太 & The Tanguists , 相模流里神楽 萩原彦太郎社中 関口周美

1998年 若手タンゴ舞踏団「Gonta kids 」結成。
「Gran Garufa」(生演奏のミロンガ。 Gonta kidsがダンスパフォーマンスを披露するイベント)
六本木オリベホール  演出・振付け・出演 

1999年 「Gran Garufa vol.2」六本木オリベホール 演出・振付け・出演 

2000年 バンドネオニストの小松亮太氏と共に都内有名Club[ Club THE ARTH (竹芝),M-Carlo(銀座),TATOU東京(六本木),共存(青山)]でイベント『Tango Night』を企画。
次第にタンゴは若者の人気を得て行き、アジアにミロンガが開かれる礎となる。
その後TV、ラジオ、雑誌 多数取り上げられる。
当時指導していた生徒のほとんどが現在プロファッショナル ダンサーとして活躍中。
数名がワールドチャンピオンシップで世界チャンピオンのタイトルを自ら勝ち取っている。

2001年 9月アルゼンチンのダンスカンパニー タンゴ・ビサーロ・イグリエガ 日本ツアー「Tango Volviendo 」に出演

2002年 「Gran Garufa vol.3」六本木オリベホール 演出・振付け・出演 

2003年 タンゴ リベルタ2003 メルパルクホール ゲスト出演

2004年 Neo Tango渋谷Club Asia内にてミロンガ開催。世界的フォルクローレ奏者 SONKO MAYU 「アンデスの風」(メトロポリタン ホテル)出演 

2005年 「Gran Garufa  Un cacho de buenos aires」丸の内 MY PLAZAホール 演出・振付け・出演。スペシャル ゲスト Carlos Rivarola 演奏 El Fuelle  

【2005年までの東京でのイベントには全てアルゼンチン共和国大使館が後援】

2006年 結婚 育児休業

2012年 ダンサーJoe主催「リメンバー Tango Love night」ゲスト出演、活動を再開する。

2013年 海外トップアーティストが講師として名を連ねる東銀座タンゴ・オリジン・プロダクションの日本人講師として招かれる
 
8月 東京バンドネオン倶楽部主催グラン ミロンガ アサヒ スペースAに桑原和美Unitが出演。
斬新な演出に話題を集める。ワールドチャンピオンシップ アジア大会審査員を勤める。

2014年 小学生対象の教室を東向島にて開講。

『貴方スタイルこそタンゴスタイル』を指導理念に、敬愛するミロンゲーロスのタンゴ、エッセンスを継承し
未来に繋ぐ踊り手であり、パイオニアである。


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